CLINIC

豊デンタルクリニックの治療方針

 

金属アレルギーの治療

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金属アレルギーはネックレスやピアスなどの金属装飾品が原因とは限りません。 最近になって、口腔内の金属の存在が、実は金属アレルギーの原因となる場合があることが分かってきました。
口腔内に金属アレルギーの原因がある場合、金属イオンが体内で少しずつ蓄積されるので発症が遅く、原因の特定もしにくいようです。 現在金属アレルギーを発症していない方でも、今後発症する可能性があるということです。 最新は、体に優しい、より自然な材料でメタルフリーの治療を行い、審美的にも自然な美しい治療となり、アレルギー治癒を可能になると期待されています。

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左の円グラフは、1987年、東京都済生会中央病院皮膚科が行った金属パッチテストの結果です。 歯科治療において 保険の銀歯(ニッケル、コバルト、パラジュウム)は、特にアレルギーを引き起こしやすいのですが、比較的少ないといわれる金合金であっても、近年アレルギーを引き起こす可能性が報告されています。

※パッチテストとは? アレルギーの検査。原因の可能性のある化粧品や薬剤、金属の試薬をシールにして皮膚に貼り、どのような反応が皮膚に出るかを皮膚科医が観察し判定するテストのことです。

金属アレルギーの治療は、アレルギー源となっている歯の金属を、お口の中からすべて取り除くことですが、アレルギー源の金属をすべて取り除いても、症状が治るまでには数ヶ月、人によってはそれ以上かかることがあります。
それぞれのお口の状態により異なりますが、金属が含まれる歯を、金属アレルギーの心配が無い セラミックに置き換えることも、治療の1つの選択肢となるでしょう。

 


オール セラミック
審美的、生体親和性共に最も優れている材料です。 根の治療が終わった後に立てる土台をファイバーコアー(ガラス繊維強化樹脂)で作製します
オールセラミックを選択すれば、色や透明感が天然歯と区別がつかないほど美しく、金属によるアレルギーや電気発生の問題は一切ありません。
強度もジルコニアという天然素材の補強で金属レベルまで向上しています。

ジルコニア・インプラント

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従来の金属を使ったインプラントは、金属を利用するために、体への負担が大きいとされてきましたが、ジルコニア(模造ダイアモンド)を利用することで 体への負担を少なくすることができるようになりました。
また 金属を使用したインプラントの土台(アバットメント)では、その上にセラミックなどの白い人工歯を装着しても、中から透けてしまったり、歯ぐきからから金属の色が見えてしまうことなどが、しばしば問題になりました。 ジルコニア・インプラントは、酸化ジルコニウムという新しい素材を用いてインプラント用の金属を使用しない土台(ジルコニア・アバットメント)が使われています。
これにより、前歯のような審美的要求の高いインプラント治療でも、自然な人工歯を装着することが可能になりました。


素材

Z5インプラントは、すべてTZP-Bio-HIP酸化ジルコニウムから作られています。
この素材は、「熱間等方圧加圧法(HIP)」というプロセスによって作られており、従来のチタンと比較しても、その曲げ強さははるかに大きくなります。
この処理段階では、トンネルオーブン内で2000 barの圧力下で3日間の焼結を行うことにより、素材の密度を高めています。 この処理によって、母材の物理的性質を大幅に向上させることができます。
インプラントそのものだけでなく、外科的治療範囲に直接に接触する器具は、すべて酸化ジルコニウムで作られています。 切断器具は、強化高機能ATZ高性能セラミック製です(アルミナを酸化ジルコニウムで硬化させたもの)。
酸化アルミニウムで強化した酸化ジルコニウムは、ドリルとタップ製造に理想的な素材です。
これらの素材を使用したATZドリルは、優れた切断性能と耐摩耗性を持っています。
メスと剥離子は、酸化ジルコニウムから射出成形プロセスを使用して製造されています。

優れた生体親和性

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金属の人工歯で治療した場合、長期間経つと口腔内に金属が溶け出し、体に取り込まれてアレルギー反応(金属アレルギー)を起こすことがあります。
口腔内だけに留まらず、体の各部位の皮膚炎、発疹、湿疹などの原因となる事もあります。
ジルコニアセラミックス「セルコン」にて制作した人工歯は、金属を一切使用しないオールセラミックです。
そのため、優れた生体親和性(拒否反応がなく、身体になじむ)を有します。

 

低廉な自費料金

ほとんどの方が、「保険外治療または自費治療=高額」という固定概念をもたれているのではないでしょうか? 確かに、現行の保険診療では、使用できる材料等に制限があり、すべての患者様が100%ご満足いただけるような治療は不可能です。 セラミック等の高品質な材料は、それ自体が比較的高価であり、歯科技工料も高額になります。 当院では、純利益を大幅に下げることにより、低廉な自費料金を設定しました。 詳細な価格につきましては、お問い合わせまたはご来院いただきました際に、できる限り具体的にご説明させていただきます。

バイオレゾナンス治療

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レゾナンス(共鳴)の概念は技術分野においては、よく知られています。
建物や橋をはじめ、あらゆる物体そしてヒトの身体も固有の振動を持っています。
それに対して別の所から同じ周波数の振動が来ると、この2つの波は共鳴します。

例えば、音叉はある特定の周波数に同調されています。
音叉自体はエネルギーを持っていないので通常は振動しません。
しかし、近くにもう一つ同じ周波数の音叉があった場合、これを叩くと初めの音叉も同様に振動を始めます。
つまり、レゾナンス(共鳴)が生じたのです。

レヨネックスの創始者であるドイツのパウル・シュミットは動物、植物をはじめ、有機・無機の物質が有する振動を0~100までの周波数として数値化しました。
彼が開発した振動測定器レヨメータのダイヤルをセットすると、希望する周波数の振動が発生します。
ディテクタを使って、測定したい物体とレヨメータの間にレゾナンスが起きるかどうかを見ます。
ヒトの場合も「気」の流れが滞っていたり、ブロックされている箇所があれば、その周波数を突き止め、さらにレゾナンスを通じて波動調整(気の流れの滞りやブロックを取って、気のバランスを図ること)することができます。
例えば、太陽の光を浴びて快く感じるのは、太陽光線による波動調整が身体の中で行われているからです。

ドイツの理論物理学者マックス・プランク(Max Planck、1918年熱放射の研究によりノーベル物理学賞)は次のように言っています。

全ては振動であり、その影響である。
現実には何の物質も存在しない。
すべてのもの、各々のものは振動から構成されている。